最近念願のバーミキュラのライスポットを購入しました。
購入の決め手は、
口コミの評判が良い、デザインがおしゃれ、炊飯以外でも色々使えそうだなといった点です。
「ライスポット」なので、まずは炊飯のレビューをしてみたいと思います。
結論から言うと、、、(私的には)”まあまあ”かなといったところです。
(ちなみに、ライスポット購入前は圧力鍋てごはんを炊いていました。)
なぜそう思ったのか、個人的な感想をつづってみようと思います。
安い買い物ではないので、買おうか迷っている方も多いと思います。
(実際、私がそうだった(笑))
- 購入しようか検討中
- 購入後に後悔したくない
そんな方々の参考になれれば嬉しいです。
使用してみて感じたメリット
付属の計量カップ(大)が便利
おそらく、今使っている計量カップでも大丈夫だと思いますが、
炊飯の設定をする時に炊飯量をセットするため、一応付属のカップを使用した方が良いのかなーと思ったりしています。
計量カップは大きいものと小さいものがあって、大きいものは一回で3.5合分まで計量できるので
入れて移してを繰り返さず、一気に3合分は計れるので、何気に便利です。
時間をセットできるのはやっぱり楽!
私は今まで圧力鍋でごはんを炊いていたこともあって、
食べる前に炊くという感じでした。
(朝寝坊したら一大事)
だから、時間をセットして炊飯できる楽さを久々に感じています!
使用してみて感じたデメリット
レシピブックの水分量をうのみにしない方が良い?
もちろん、これは食べる人の嗜好によるので、レシピブックのままが良いという方もいると思うので
まずは試してみることが大切だとは思います。
固めごはんが好きな私と比較するとこんな感じです。
レシピブック | 私の好み | |
白米 | 〈固め〉 ごはん:水=1:1 〈柔らかめ〉 ごはん:水=1:1.1 | 〈固め〉 ごはん:水=1:0.8 〈柔らかめ〉 ごはん:水=1:1 |
玄米 | 〈固め〉 ごはん:水=1:0.9 〈おすすめ〉 ごはん:水=1:1 〈柔らかめ〉 ごはん:水=1:1.2 | 〈固め〉 ごはん:水=1:1 〈おすすめ〉 ごはん:水=1:2 〈柔らかめ〉 ごはん:水=1:2以上 |
蓋が難しい…
蓋をすること自体は簡単です(笑)
置くだけなので(笑)
ただ、ライスポットは他の炊飯器とは違い、カチっと閉まるタイプではなく
置くタイプの蓋なので、どこに置くのがピッタリなのかがいまいち分かりずらい(;^_^
ぴったり蓋をしたはずが、少しずれていると、炊飯が始まると吹きこぼしてたりしてる時もあります。
蓋を取るときに水滴がごはんにかかりやすい
これは私が下手なだけかもしれませんが
炊きあがって蓋を開ける時、失敗すると蓋の裏側についている水滴が炊き立てのご飯にかかってしまい残念なことに。
蓋を開ける時、ごはんの上で斜めにしてしまうと、水滴が垂れやすいです。
なるべく、そーっと水平に持ち上げ、ごはんの上ではないところで蓋置きに置くのが良いのかな?と思っています。
肝心の味は、圧力鍋も負けてないかも…
白米
実は私は主食を玄米にしているので、あまり白米を食べないのです。。
なので、正直白米は他の炊飯器との違いが分かりませんでした(笑)
でも、いい感じには炊けます!
玄米
玄米はというと、これはもしかしたら圧力鍋の方が勝っているかも?と少し感じてしまいました。
※ライスポットだとおいしく炊けないという訳ではないです!
ライスポットと圧力鍋を比較すると、私の場合は微妙に圧力鍋の方が勝るかなという感じでした。
錆びやすい
ライスポットは鋳物ホーローででいています。
(だから、焦げたとしても金属たわし等は避けて水につけてふやかし、柔らかいスポンジで洗った方が良いです。)
ですが、蓋と本体が接触する部分は、密封性を保つために、ホーロー加工がされていません。
そのため、濡れたまま放置しておくと蓋と本体の接触部分は錆びやすいです。
「洗う→拭く」までを一工程としないといけないのが
ズボラな私からしたら若干面倒でした(笑)
よくある口コミ(デメリット)で気にならなかった点
鍋が重い
これは本当に重いです(笑)
それに「錆びやすい」の所で少しふれましたが鋳物にホーロー加工(ガラス吹きつけ塗装)をしているのでとても繊細な素材なんため、割れる可能性も大。
ただものは考えようで、私の場合
「重い、繊細、デザイン良し、高価」という点から
丁寧に扱って少しでも長く使いたい!となっているわけです(笑)
こびりつきやすい
ライスポットの場合、お鍋の表面にフッ素加工がされていないため
一般的な炊飯器より、ごはんがこびりつきやすいです。
が、これもまた私だからかもしれませんが
もともと圧力鍋で炊いていたこともあり、「こんなもんだよな」というかんじでした。
あと、玄米は白米ほどこびりつかないというのもあると思います。
ただ、使用後はすぐに水につけておけばスポンジで普通にとれます!
保温されない
普通の炊飯器って、炊飯終了と同時に保温がスタートされますが
ライスポットは炊飯終了後は保温されず、炊飯器内の温度は下がっていきます。
ですが、保温機能っておいしく炊けたごはんをどんどん劣化させるだけなんです。
美味しく食べるには、炊けた後すぐにラップにくるんで冷凍しておいた方がよいです。
この習慣は圧力鍋を使っていたころからついていたので、私には全く問題ありませんでした。
バーミキュラの公式HPにも保温機能をなくすことで、ごはんが美味しく炊ける理由が掲載されてました。
保温用のフタをなくすと鍋上部がむき出しになり、加熱される鍋の下部と外気で冷やされる上部に大きな温度差が生まれて激しい熱対流が起こります。すると、お米一粒一粒までむらなく炊き上がるのです。
保温用のフタがないから、ポットヒーター内蔵のファンが加熱を終えた鍋を一気に冷まします。すると、お米の外側の水分を内部にしっかり吸収させる「蒸らし」が可能になり、格別なツヤと食感を実現できたのです。この究極を目指した炊飯器は、かまどの未来形です。
バーミキュラ公式HPより
ライスポットをオススメしたい人
- 今の炊飯器に不満がある
- 炊いた後に保温機能がいらない
- 手入れを億劫に思わない
- 炊飯以外の料理にもホーロー鍋として活用したい
- 低温調理したい
ライスポットをおススメしない人
- 今、圧力鍋を使っていて炊飯に関して不満がない
- 炊飯後の保温機能が必須
- 使用後すぐに手入れをするのが億劫
- 低温調理にそこまで興味ない、今持っている低温調理器に不満がない
個人的なライスポット炊飯機能の率直な感想
- 白米はおいしく炊ける
- 玄米は圧力鍋の方がおいしいかも
- 炊飯時間をセットできるのは良い!
といった観点から
炊飯だけをするならもっと炊飯に特化した炊飯器を探してみるのもあり
といった感じです。
※あくまでも個人的な感想です。
いや、美味しいんです!おいしく炊けることに間違いはないです。
ただ「目指したのは世界一おいしいご飯が炊ける炊飯器」っていう文言と
「バーミキュラ」っていうネームバリューが私の期待値を上げてしまったのだと思います。
私はまだまだバーミキュラを活用して色々な料理をしていきたいので
これからも使用していこうと思ってます!
コメント